黒服屋雑記帳

ゴシック・ロリータを中心としたインディーズブランド、黒服屋の雑記

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近頃のゴシック・ロリータ服事情 

やや憂い気味というか、愚痴じみた内容になってしまいます。
一人のゴシック服を愛する人間の独り言として、適当に読み流して頂ければ幸いです。

先日、久しぶりに原宿へと一人遊びに行って参りました。
勿論勉強とお買い物を兼ねて服を見に行って来たのですが、残念ながら私の心にぐっと来るお洋服は見つけられず、お食事だけ済ませて帰って来ました。
甘党な私は紅茶を甘ったるくしてちみちみと飲んでいたのですが、そんな紅茶を口にしながら、色々と考え事をしていました。
そして、黒服屋をこうして初めてしまったからなのか、近年のゴシック、ロリータ系のブランドに対して持っていた不満が爆破するように、少しだけ涙が出て来てしまったのです。人前で恥ずかしいことではありますが。

私がゴシック・ロリータ服に目覚めたのは高校生の時でした。
友人から話に聞いたそれを、気になって調べてみて、雑誌を買い、その服を見た時、言いしれぬ感動が沸いたのを覚えています。
一番文化が美しかった中世ヨーロッパの味を汲んだお洋服たち。
着る人を選ぶ、洗練され、完成された世界観があまりに新しく、あまりに懐かしかった。
こういう服を着られる人になろう、と、その時から私の心と自分磨きはこちらに完全に取り込まれてしまいました。

当時のお洋服は、全部可愛くて、全部欲しかった。
どのブランドがどうとか、全く関係なくて、可愛いと思った物は全部欲しかった。
あれも欲しい、これも欲しい、と、憧れのお洋服に心を弾ませては一生懸命働いて、そのお金で初めて買ったドレスに袖を通した時の感動は、今でも忘れられません。
そして、いくつものお洋服を見ながら、目が肥え始め、その中から更に自分の本当に着たいお洋服を選び抜いて、ある程度方向も固まり、好きなブランドも決まり…


大好きなブランドが、ありました。
けれど、何故だか、ある時から急にそのブランドに魅力を感じない時期が訪れたのです。
何故だろう、私の趣味が変わったのかな、と思い、以前の雑誌に目を通して、そのブランドの記事を見てみました。そこで、ある事実に到達した時、私は大きなショックと共に、愕然としてしまいました。

前の服には、やはり魅力を感じたのです。
変わったのは、私ではなくてブランドの方だった。

同じブランドが好きだった友達に、愚痴を零してみた。そうしたら、その子もだった。最近のあそこの服はつまらなくなった、と。
でも、そんな私たちの意見とは裏腹に、私たちがそのブランドへの魅力を失っていく一方で、そのブランドはどんどん大きくなり、あらゆるジャンルに広がり、あらゆる人に着られるようになってしまった。
頭ボサボサでも、ノーメイクでも、あっさりと着られてしまうブランドに成り下がってしまった。
これは一体どういうことだろうと、非常に驚きました。そして、悲しかった。
でも、そんなものは今のゴシック・ロリータ服への、予兆に過ぎなかったのかもしれません。
今、その時の悲しみが、あのブランドだけではなく、ゴシック・ロリータ服を取り扱うあらゆる大手ブランドに対して起こっている。私は、悲しくてたまりません。

最近の服に魅力を感じなくなった。
私がこの世界に惹かれ始めた時に持っていた魅力が、何故か、どこか欠けてしまった。
近年、ゴシック、ロリータ、及びゴスロリ、パンク、ロックと言ったジャンルの服は、あらゆるメディアに取り扱われ、認知が広がった為か、それに魅力を感じ着たいと願う人は(勿論数が多いとは言えませんが)数を増し、今や珍しい物ではなくなって参りました。
良く言えば、受け入れられやすくなったということでしょう。それはそれで良いことだとは思います。
けれども、それと反比例するかのようにあらゆるブランドに感じていた魅力がどんどんと失せていくのを私は感じています。

多くの人が着ると言うことは、量産しなければならないということです。
とくに大手ブランドになればなる程、その煽りは大きく受けるものかと思われます。
量産しなければならないと言うことは、できるだけ安い材料と人件費で、できるだけ多くのものを作らなければならないと言うことです。厳しいことですが、それが大人の事情という物です。
完成された世界観を保ってきたゴシック・ロリータというジャンルの服を扱っていたブランドにとっても、それは例外ではなく、彼らも慈善事業で服を作っているのではありません。これはビジネスです。
そして、名を売り、ブランド名だけで原価の何倍もの価格を取れるようにして行かなければならないのが現実です。

けれど、忘れてはならない。
それは、自然と質を落としてしまう行為であると言うことを。
安い材料で作らなければならない。自然と生地や装飾に必要なボタン、リボンなどの質は落ちていきます。
量産するためには、ひとつの服に使う材料自体も量を減らさなければなりません。
本当は長い丈の方が可愛いスカートも短くなり、沢山のギャザーも入れられなくなり、パニエ一枚履いただけでスカートがパンパンになってしまう有様です。
(お洋服を縫わない方にはピンと来ないかもしれませんが、ロリータ服をまともに縫おうとすると長袖ワンピース一着に対して4・5m近くもの生地を使う場合があります。)
安い人件費で多くの人材を雇い、量産する為には凝ったデザインはできなくなります。自然と、味気ない服になり、その分、ゴテゴテの柄で誤魔化すしか味を出す方法がなくなってしまいます。
近頃柄物がやたらと増え、それが流行だと感じている方も多くいるようなのですが、事情のために増えてきただけで、それが流行であると称されて教え込まれているだけで、本当にかわいい、美しいものなのか、判断する余地すら消費者にはありません。
(柄物は良くない、と言っている訳ではありません。柄に頼りすぎてしまうことが私は好きではありません。)
更に、多くの人に着て貰うためには敷居の低い、着やすい服にしなければ売れません。
デザインもそうですが、サイズ自体もそうなります。多くの人に着てもらうには、本来シルエットを重視してウエストを細くするものも9号と言いつつ余裕を持たせなければならなくなり、それができないのなら片っ端からシャーリングか編み上げを施しておけば何とかなるだろうという発想にまで転じてしまいます。
あれらは本来、さりげない装飾に使うべきデザインです。サイズ調整の為もありますが、そればかりでは上品さに欠けてしまいます。実は、上品に扱うのは難かしい装飾なのです。
ですが、「かわいいけど私には着れない」では、商売にならないのです。そうするしかないのです。
縫製自体も荒くなります。正面部分のど真ん中で平気で糸を切り替えるような既製服をいくつも見ました。糸の消費を出来る限り少なくするためには、それも致し方のないことでしょう。

そうして、以前には感じたはずの魅力が失われていったのだと思います。
今はもう、お金を出してまで欲しいと思える服は私にはほとんどありません。
もう、卒業するべきなのか、とすら悩んだ時期もあります。
それを拭ってくれたのが、黒服屋のお洋服制作を手がけているボスの言葉でした。

「あんなモンは服じゃない。私が縫う。」

たまらなく嬉しかった。一つ返事で手伝うと申し上げました。
出来上がったお洋服は、ゴシック・ロリータ服に目覚め始めたあの頃の魅力に溢れていた。
久しぶりに、お洋服を手にとって、かわいい、素敵、着たい、と正直に思える服に出会えた。
素敵なお洋服を着るために、自分を磨く。服に相応しい自分になるために努力する。そうしなければ服に申し訳ない。モデルをさせて頂くに当たり、久しぶりに本気になりました。
そして、すごく楽しかった。久しぶりに着て自然と背筋を伸ばせる服。
私はこの世界の住人であり、完成された世界観の中に居るのだという自信。

多くのインディーズブランドに求められるのは、恐らく安さなのだと思います。
大手ブランドの服は高い。だから、インディーズブランドの安い服で我慢する。
それがインディーズブランドを求める方の願望なのだと思います。
多くのインディーズブランドの服にも目を通しました。
それなりに大きなインディーズブランドや、当店のように本当に個人制作の小さなブランドまで。
ですが、それはやはり安いは安いなりのものでしかありませんでした。(勿論しっかりしている所も時折あります。全てではないのでご了承をば。)
それなりに名のあるインディーズブランドの代表である…その、知っている方にはあのブランド名をゴシック・ロリータ服のブランドとして名前を出すのすら憚られますが、その…某…B………とか……ゴニョゴニョ。スイマセン。

けれども、私の願いはゴシック・ロリータ服本来の魅力を、蘇らせることです。
服に対する情熱。美しさへの拘り、追求。自分を昇華させる為の惜しまない努力。
私と同じ悲しみを抱える人へ、思い出して欲しい。
最近目覚めたばかりの、本来のゴシック・ロリータ服を知らない若い人たちには、ぜひ知って欲しい。

ゴシック・ロリータ服は、本当は、本来は、こんなに素敵なんだよ、って。

だから、私は妥協しません。
黒服屋に、妥協を許しません。私の願いを叶えてくれるのは、多分この黒服屋だと思ってる。
大手ブランドにできないのなら、インディーズブランドがやるしか無いじゃないですか。
ブランドの名前が“有名”だから、品も“いいもの”だとは、もう私には思えない。
私たちが、やるしか無いのです。インディーズブランドだからこそできることを、惜しまずやって行きたいのです。


原宿の某喫茶店で紅茶を飲みながら、そんな大志を抱きつつ、紅茶と涙を一緒に呑みました。
甘いはずの紅茶が、少ししょっぱかった。あれーおかしいなー。
いつか、この紅茶が少しもしょっぱくない味になることを願います。



一人のゴシック・ロリータ服を愛する者としての、長たらしい愚痴と野望のお話でした。
こんなに長い、稚拙な文章をお読み頂き、ありがとうございました。
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コメント

始めまして、姫紗と申します。

久方振りに他が人の日記に同感と感動を覚えました。

まだゴシック服が世間に出始めた頃(マリス様が活躍していたころですが・・・)のお洋服は本当に美しく、当時高校生だった私は、いつか必ず着こなしてみせる!、と心に誓ったものでした。

その想いを抱いたまま数年後、念願のゴシック服に身を包んだ時の感動は忘れることができません。

それからさらに数年後の現在。

あの時(高校生の頃)着たい!と思っていたお洋服は殆ど姿を消してしまいました。

今あの頃のお洋服を見つけるのはとても難しくなりました…

ですが、黒服屋様のお洋服にはあの頃の美しさが眩しい程に息づいています。

憧れていた黒の美。それがまだ息づいていた事にとても喜びを感じます。

これからもこの美しさを絶やさないで頂けたら、うれしく思います。

では、長々と拙い長文失礼致しました。

姫紗 #- | URL | 2009/01/23 00:13 * edit *

>姫紗様

こんにちは、コメントありがとうございます。

マリスミゼルが殆ど発端と言うこともあり、あの辺りからゴス服が好きだった方は最近の服に納得していない方は確かに多いですね…。
最近知ったばかりの子は、その劣化に気付いているのか、それとも気付いていながら着ているのか、私の知り及ぶ所では無いのですが…。

黒服屋は他の個人制作と違うと言うのを、その辺りで見せつけて行きたいと思っております。
末永くお見守り下さいませ。

鴉姫 #- | URL | 2009/01/28 19:29 * edit *

はじめまして

はじめまして、藍ノと申します。
この日記に、すごく心を打たれました。

私が、ゴッシクやロリータのお洋服を着るようになったのは、最近のことで、勉強する毎日です。それでも、心が弾むようなお洋服に、なかなか出会えないなぁと思うようになりました。

黒服屋さまのお洋服を見たときの衝撃は、すごかったです。
黒って、こんなに美しいんだなぁって思いました。思い出すようにはサイトに通って、お洋服にみとれて、癒されています。

お迎えできる日は遠いかもしれませんが、黒服屋さまのお洋服、大好きです。

応援しています。

藍ノ #w4Ib0zSU | URL | 2009/01/28 22:00 * edit *

はじめまして。

はじめまして。
麗しい黒に誘われてたどり着きました。

このように考えてくださっている人がいて、とても嬉しく思いました。
お洋服が纏っている文化や思考を、お洋服に還元してくださる方がいることに喜びを禁じえません。

私も、10年ほど前、初めて見たゴシックのあまりの美しさに心拍数が高まったものです。
ようやく、自らまとえるようになった今、それほどの出会いはほとんどないのです・・・。
私も「ならば自分で作る」となることが多いくなりました。

黒服屋 さまという麗しいお洋服と心意気に出会えて幸せです。
また立ち寄らせていただきます。

鏡月 要 #mDqdC/H. | URL | 2009/02/20 22:05 * edit *

>藍ノ様

こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

何かと奥深い世界なので、いくら勉強しても、し足りません。だからこそ惹かれるものがあるのだと思いますが。

どのお洋服のカラーバリエーションを見ても、たまに浮気することがあっても、ついつい黒を選んでしまいます。やはり、黒という色はそれほど奥深く愛おしいものです。
これからも、ゴシック服を本当に愛する方の為の、お洋服を出して行けたらと思います。
どうぞお見守り下さいませ。

鴉姫 #- | URL | 2009/02/24 04:09 * edit *

>鏡月 要 様

こんばんは、どうぞいらっしゃいました。

どうにも、近頃のお洋服は敷居が低くなりすぎている気がしてなりません。
本来はもっと意志があり、愛があり、美学があった筈なのです。

それを与える側になれたこの機会を嬉しく思います。
またいつでもお越し下さいませ。
素敵なお洋服を用意してお待ちしております。

鴉姫 #- | URL | 2009/02/24 04:28 * edit *

はじめまして。

はじめまして、レイラと申します。
お言葉かもしれませんが、どうしてももやもやして仕方がないので、書かせて頂きました。

黒服屋さんのお洋服はとっても素敵です。鴉姫様のこだわりも素晴らしいと思いました。しかし、ほかの記事も読んでのことですが、何故「他」を貶すようなことを書く必要があったのでしょうか?

私も自分でロリータ服を作ります。あなたが他で書かれた「作業着用の布」で作っています。私はそれが素敵だと思ったので。
大手ブランドのロリータ服も素敵だと思っています。美しくないシャーリングやゴムが使われていたとしても。鴉姫様ほどではないけれど、私も私なりにこだわりがあり、素敵だと思う服を選び、作っているつもりです。しかし、自分の信念から外れたものを貶したりすることはありません。

黒服屋さんのこだわりや実際に作られたお洋服はとても素敵です。着脱時まで美しさを、というお洋服へのこだわりや信念には本当に感嘆しました。サイトに来て画像を見るだけでうっとりしました。
けど、ブログを拝見してなんだかこちらのお洋服をえ見る目が変わってしまいました。
結局要約すると、今出ている大手ブランドの服は大量生産でこだわりのない敷居の低い服ばっかりで、他のインディーズブランドはだいたい安っぽい。うちの服が一番ですよ、ってことですよね?

他の「勉強が足りない」人たちが作ったお洋服が好きじゃないのならそれでも構わないけれど、貶める必要はなかったのではないかと思います。
まぁ、「作業着用の布」でできた服を素敵だと思う人間にそんなことを言われてもあなたは鼻で笑ってしまうんでしょうけど。

拙い日本語で申し訳ありません。すごくショックを受けて、どうしても書かずにいられませんでした。

レイラ #sMcxkfQw | URL | 2009/03/07 05:52 * edit *

>レイラ様

貴重なご意見をありがとうございます。
貶めるように感じられたということですので、先ずそちらを先に謝罪させて頂きます。
確かにキツイことを書いているな、という自覚はございました。ですが、そのような言葉を選択してでも当方には申し上げなければならないことがありました。
レイラ様の仰る『貶めるようなこと』を書いた理由としましては、貶めることそのものが目的ではありません。
申し上げたかったのは、当店がそれを『選ばない理由』です。
何故それを選ぶのか、何故選ばないのか、当店がどういう方針で何を感じてどういう意志で何を作っているのかハッキリさせるべきだと思い、記事を書きました。
拘り拘りと謳うからには、そのあたりをハッキリさせないことにはこのブランドは動かせないと思いました。
でかい口だけ叩いて野放し垂れ流しというのは、好かないもので。

この記事にもありますが、私が一番やりたいことは過去、かつて持っていたゴシック、ロリータの魅力を蘇らせることです。
ある意味、それは殆ど革命行為に近いと思っております。言葉は悪いですが、今ある物に喧嘩を売っていると言っていいでしょう。
そのような棘のある方針でやって行っているので、言うこともきつくなり、人を傷つけることも申し上げました。

しかしながら、非常に便利な言葉ですし、逃げのように感じられてしまうかもしれませんが、感覚というのは十人十色だと思っております。
大手ブランドも、売れる以上は好む人も多いことでしょう。
レイラ様が例えばツイル生地でお洋服を作っているとして、それを素敵だと思い、自らの信念に乗っ取って作り上げているのだとしたら、それは立派なレイラ様の拘り所です。
当方は拘り抜いてそれを選ばず、レイラ様は拘り抜いてそれを選んだ。それだけのことです。
それはもはや『拘りの無い服』とは呼ばない筈です。
別の記事で制作者が申し上げたことですが、服は作品であるべきです。芸術性の伴う作品という物は、当然見る側(買う側)の好き嫌いが出て来ます。
例えば好きな画家、そうでない画家がいたとして、何故その人が好きなのか、何故好きでないのか、拘り、感じる物は必ず『理由』があるはずです。
例えそれが理屈的なことであろうと、感覚的なことであろうと。
描く側にも理由があります。何故これを作ったのか、何故別のことをしなかったのか。
作る側の理由と、見る側の理由、それらが共鳴して初めて人は繋がります。
理由もなくただ作るだけでは悲しいでしょう。片思いで満足できてしまう空想の恋みたいで。

選ばない理由を述べると、言葉は否定的なものを選択せざるを得ません。
革命行為を行う以上、それも理解した上でそれらのような言葉を用いました。いわば、反抗声明や宣戦布告のようなものだと思って頂いて構いません。
ただし、何が一番と感じるかは所詮見る側に委ねられる物です。
レイラ様が色々と考えて選び抜かれたように、見る側がじっくりと考えて選択できるよう、曖昧な表現ではなくハッキリとした意思表示をさせて頂きました。
それがあれらのような言葉と表現を用いた理由です。

鴉姫 #- | URL | 2009/03/07 13:02 * edit *

初めまして。

初めまして。とても衝撃を受けたので書かせていただきます。

実は、私はまだ高校生です。そしてゴシックロリータに興味を持ったのは中学生の時で、父の影響でマリスミゼルを知った時です。
私のような若輩者がこのようなことを言うと憚れるような気もいたしますが、お気を悪くされたらすみません。

興味を持ってからは友達に雑誌などを借りて読んだりもしましたが、私の心に響くようなお洋服はありませんでした。どれも皆「ブランド」に金額がついているような気がしたからです。

そして今までは祖母に生地やレースを渡して作ってもらっていましたが、先日他界してしまいました。

そんなときにたどり着いたのがこの黒服屋様です。
私が興味を持ち始めた時のあの美しいゴシックロリータがここにあって、本当に嬉しいです。

どうか、ご自分の信念を貫いてくださいませ。
いつかご購入させていただきたいです。

祇忌 #TjEjVMU. | URL | 2009/03/20 21:31 * edit *

>祇忌様

お返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。
若い世代の方にも当店を気に入って頂けまして、大変嬉しい限りです。

ブランド名だけ貼り付ければなんとかなってしまう、という現状も、私としましても非常に遺憾です。
ブランドごとの個性というのも当然ございますが、名前だけ一人歩きして本来表に出るべき服そのものが置いてきぼりになってしまうのは、とても悲しいものです。
昔の方の美意識の高さは脱帽せざるを得ませんが、きっと祇忌様のおばあさまがお作りになったお洋服もすてきだったことでしょう。お悔やみ申し上げます。
ブランド名など、やはり飾りなのですよね。
祇忌様の心を満たす素敵なお洋服を作り続けられるよう、これからも尽力して参ります。
コメントありがとうございました。

鴉姫 #- | URL | 2009/04/04 23:09 * edit *

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